ミヤマガラス(深山鴉) Rook 007-2 

トピックス;『源學名は青色掛かったカラス、色が名をなす』『英国人バーダーと一緒に電線音頭を観ました。』.『他の鳥との、お付き合いが良い鳥?』

画像「ミヤマガラス」の最大の特徴は嘴周りに羽毛がなく灰褐色の皮膚が観えます。また、本邦では冬季に主に朝鮮半島から西日本を経由し渡来しているとされていますが、近年、この越冬地が北上して琵琶湖地方の圃場でも百羽ほどの集団、また、数十羽が電柱電線に群がって「caaar, grah-gra-gra」と鳴いているところを観ることが出来ました。 
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ところで「ミヤマガラス」の源學名を調べますと「Trypanocorax Flugilegus  Pastinator(Gould) トリパノ・コラックス フラギレガス パステナトル」です。この第一學名はラテン語“Trypan(青色懸った)+Corax (カラス)”、第二學名は“くだものを集める”、の意味で、第三學名はこの鳥の名付け親は大英帝国の鳥類学者のJohn. Gould (1804-1881)ジョン・グールドさんでもあり、英語の”Pasty:青白い顔”を使い、これをラテン語化しPastinatorとしたみたいですね??
しかし、現在の学名は二名法となり「Corvus Frugilegus コラバス フアギレガス」となっています。ワタリガラス、ハシブトガラス及びハシボソガラスの二名法の第一學名に同様のラテン語“カラス”Corvus を採用し。第二学名は変更ありません。これらの學名はその時々で変更しそうです!!
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ここで、少し観点を変えてイギリスでRoyal Society for the Protection of Birds(王立鳥類保護協会)で発刊している鳥図鑑「RSPB Birds of Britain and Europe」Rob Hume著P344のお力をお借りしてこの「ミヤマガラス」を少し調べてみますと
その内容は『Where common, the Rook is one of the familiar birds of farmland and village, part of the traditional rural scene. It is a big、crows a very social one. often mixed with Jackdaws, Stock Doves (see p203) and Black-headed Gulls (see p176)、
It nests in colonies in treetops, its big, stick nests always easy to see except at the height of summer when foliage conceals them. Occasionally, a pair or two will nest in more isolated situation, inviting confusion with Carrion Crows; the two species can sometimes be quite difficult to tell apart. :


画像一般的な場所で、ミヤマガラスは昔からの田舎の風景の場所の農地や農村で見慣れた鳥の一羽である。それは大形のカラスであり、非常に付き合いが良い、大抵はコクマルガラスと、メモリバト(P203を参照)及び、ユリカモメ(P176を参照)と入り交ざっている。;それは樹木頂部に棲家として巣を作り、夏の葉で隠れている時期の高さを除いて、大形で、枝木で造られた巣は、何時でも簡単に観ることが出来る。時折、一組又は二組がいっそう離れた状況の中で巣を作ります。ハシボソガラスとの混同を引き起こし、ある時には、この2つの種は見分けるのに本当に難しい』
画像『Occurrence (出現場所):Absent from Iceland、Scandinavia, and Mediterranean area, but resident across W, and C Europe and summer visitor to NE Europe. Typically in farmland with scattered trees, parks、large gardens, and villages with spinneys of tall trees. :アイスランド、スカンジナビア、そして、地中海地域では存在しない、だが、西・中央ヨーロッパの全域で留鳥、北東ヨーロッパへは夏季の訪問者、典型的なのは、点在する樹木がある農場、公園、広い庭園、そして、高木のある雑木林を持つ村落、』  

画像『Voice( 鳴声): Loud, raucous, relaxed cawing , caaar, grah-gra-gra, variety of higher, strangled or metallic notes especially around colony. 』
『Nesting(営巣):Big nest of sticks in tree, lined with grass, moss, and leaves; 3-6 eggs ; 1 blood; March-June 大鳴き、騒々しい、ゆったりと「カー、カー」と鳴く、caaar, grah-gra-gra,と変化があり甲高く、喉を締め付けたような、特にコロニーの周りでは金属的な鳴声』『樹木の中の大きな枝木、内側が草(コケ)と木の葉、一腹2~3卵;4~7月』
『Feeding(採餌):Eats worms, beetle larvae, seeds, grain, and roots from ground, especially ploughed fields or stubble, usually in flocks also forages along roadsides for insects and large load casualties. :(ミミズ・ウジ虫等の)ワーム、カブトムシの幼虫、種子、穀物、そして、根子を地面から食べる。特に田畑、あるいは切株で、通常は群れでは同じく道路沿いの飼葉飼料、昆虫や大きな死骸を食べる。 
  加えて 『Similar species(類似種)はCarrion-Crow(ハシボソガラス)、Jackdaw(コクマルガラス), Raven(ワタリガラス)』とされている。
 この「Key data」は『Length(大きさ); 44-46cm』、『Wingspan(翼開長); 81-99cm』、『Weight(重さ); 460-520g』、『Lifespan(生存期間); 5-10years;5-10年』『Social(群れの成り立ち):Flocks(集団)』『Status(棲息情勢) : Secure (安定している』 と解説しています。
画像なお、英国ではミヤマガラス(Rook)は留鳥で一般の農場などに群がって棲息しているようですね、時には「コクマルガラス」や「ユリカモメ」などの他の鳥とも仲が良さそうです。
また、英国のバーダー仲間にはこの鳥の特徴である群れを作ることを云い表した次のような言葉『If you see a hundred crows. There are Rooks. If you see two or three rooks. there are Crows、:もし、(群がっている)百羽の(黒い鳥)カラスを見たら、それは「ミヤマガラス」であり、仮に、二・三羽の「ミヤマガラス」だと見(思った)たら、それはカラスである。』があると琵琶湖地方の里林のある圃場を訪れた際に片言の日本語を混ぜて教えて頂きました。

画像イギリスでは一般に広い農場などに住み群がって生活するそうで、このようにミヤマガラスの棲息状況とヨーロッパでの人間生活との関わりが判りそうです。

ここで、琵琶湖東岸域の近江の国長浜市河北町地内、圃場でこの光景を確認できた画像を添付します。
なお、本邦現代汎用鳥図鑑の「ミヤマガラス(Rook)」の部位特徴の説明文は『全体に黒く、紫色または青の光沢がある。』と正に、源學名の第一學名の“Trypan(青色懸った)+Corax (カラス)”の名前のとおりに説明しています。和名は深山鴉(ミヤマガラス)ですので棲息場所を表していますね。


















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