カワセミ観察記(翡翠:Common Kingfisher)

トピック:『ヨーロッパでは庭園の金魚を食い荒らし、迷惑鳥です??!』『英名は漁夫の名人(王様)?かも!!』『その昔、ノアの洪水で箱舟に載せていた鳥かもね!??』『背中と頭は青空、お腹と趾は夕日の赤色』 『カワセミは身近な水鳥ですね!!}
  画像 本邦ではカワセミ科は、他にヤマセミとアカショウビンの三種類が確認できますが、カワセミは全国的に小川、用水路、湖沼に小魚が棲む場所で分布しています。水上の樹木の横枝や杭や岩の上で留まって、水中の小魚などを狙い急降し捕らえています。ご当地「ながらの森」の近くの池では熱心なカメラマン皆さんが、時に、枯れ枝を利用し止り木を池沿いに設けたり、浅瀬に礫石で浅堀池を造りそこに「シラハエ等」を入れ、小魚の生餌与え、そのダイビングの瞬間を狙っている場面を見たこともあります。 
 画像  この用水路や河川などには水面上には多くの小枝があります。比較的浅瀬では小魚が集まるところで自然な採餌の動きが観察できます。でも、でも人間の気配を素早く察し、私たちは近くには寄れません。移動時の飛び方は水面上を低空で一直線に素早く跳びます。このように小川や池などでは春から夏にかけてはカワセミの蕃殖期となりヒナへの餌を運び与えるためこの光景を頻繁に狙って通っているのが垣間見られています。
ちなみに、ヨーロッパではカワセミ(Common Kingfisher)一種のみが棲息しています。
ところで、突然ですが、美濃国加納藩から南東約30里(120km)、浜松藩(6万石)、徳川家康の出世城で知られている浜松城下、陽当たりの好い河川公園の葦床で「カワセミ(Kingfisher)とクイナ(Water Rail)」が一緒に仲良くし同帯している光景がありました。 
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カワセミに関連し、内田清之助(日本鳥類学会、第3代目会頭)さんが大日本図書“鳥のむかしの話”(1961年p28)として「ノア洪水とカワセミ」について記述しています。この内容は『ノアが家族といろいろの動物一番を、舟に乗せて逃げ、その動物の一つにカワセミがおり、元は灰色の汚い鳥でしたが、ノアの船から飛んで出ると、晴れた空の色が映って、背中が空色になりました、また、丁度その時、夕日が赤々と水平線に沈もうとしていたので、カワセミの腹の方はその光が当って、今のように赤くなったということ』と説明しております。背中と頭は青空、お腹と趾は夕日の赤色の色調が判る部位特の画像を添付しておきます。
画像  また、同様に三省堂発刊「私の自然史;鳥」(1971年p287)の中で、“カワセミの餌の運び方”について野生生態写真の先駆者、下村兼史さんがその撮影観察から『魚を取ったとき、自分で食べないとき餌の銜え方で判る!雌に与える際は止り枝に並んでとまり隣にいる雌に口移しに与えるため魚を水平方向に銜え、また、雛に与える場合、雛の口から喉の奥の方へ突っ込むようにするため、嘴に方向に銜えて雛に与える』と語っていると記述しています。雄が餌を銜える所作を観てその相手が雌か雛かを想像するのが楽しいカモ!   
   ここで「RSPB Birds of Britain and Europe」Rob Hume(P223・224)著の鳥図鑑が手元にあります。これを参考にヨーロッパでの棲息総括状況を探ってみました。
『The original“kingfisher from which the family takes its name, the European species is a fish-eater (others are dry land birds that catch insect), It is often first detected by its piercing call or splash as it diver for fish.:名前の源”キングフィシャー“はその分類科名を選んでおり、ヨーロッパの種類は魚を食べ(他の鳥たちは乾燥地の鳥であり、昆虫を捕える)種類である。それは、大抵は、最初のその突き刺すような鳴声、それが魚をめがけ飛び込み、水が飛び散らかすことで気付く』と説明しています。


  画像  Often it is the sharp call that give it away, followed by a glimpse of a bright blue back flying off over water, but sometimes it allows really close, clear views. It is particularly vulnerable to hard winter weather and population consequently fluctuate greatly from year to year. Occasionally a Kingfisher will take advantage of a garden pond full of goldfish, but visits are usually brief as Kingfisher are shy birds and quick to fly off if disturbed.:しばしば、鋭い放つ鳴声を遠くに与えてくれ、引き続き、水面上を飛び廻っている明るい青色の脊中をチラッと見えるが、時には、それは本当にキメ細かくハッキリ様子がわかる。特に、厳しい冬季の天候には脆弱で、その結果として棲息数は毎年大きく変動する。『時折、カワセミにとって金魚が沢山いる庭園の池を好都合に利用している。でも、用心深い鳥、そして、邪魔された時などは素早く飛び去るので訪れるのはいつも短時間である。』と記述しており、ヨーロッパの金魚池ではやはり邪魔鳥かも??
   次に、個別説明では『Most people seeing one for the first time think the Kingfisher is surprisingly small : about Starling-sized or a little less. It is also, despite its bright colors, much more unobtrusive than may be expected、: in the dappled shade of flickering foliage above rippling water, it can be extremely hard to see、:ほとんどの人が最初に観て思うことは驚くほどカワセミ(L=16~17cm)は小型で、ホシムクドリの大きさ(L=21cm)、もしくは、ほんの少し小さい、それはまた、の明るい色彩にもかかわらず、期待されるよりも遥に控え目である。波打つ水上にチラつく日蔭の中では、それは観るのが非常に難しいかもしれない、

また、Occurrence(出現場所)は『In most of Europe , N to S Scotland. Baltic, and extreme S Scandinavia. Summer visitor only in north and east of range , from which birds move southwest in winter. Along rivers and canals , on marshes, flooded pit ,and coastal areas including salt-marsh creeks, especially in winter.』:『ほとんどのヨーロッパの中、南・北スコットランド、バルト海、及び、南スカンジナビアの最南端,北部と東部の範囲中のみ,夏の訪問者(夏鳥)、そこから鳥は冬季に南西に移動する。河川や運河に沿い、沼地、氾濫原の巣穴、及び塩水湿地の小川含む沿岸域、冬季に、南西へ移動する唯一の訪問者、特に冬は』、とそれぞれ記述しています。

   Feeding(採餌)では『Catches fish, small aquatic invertebrates, and amphibians in dive from perch or mid-air hover. :止り木、または停空状態から突入し、魚や小さな水生無脊椎動物、そして、両性類を捕まえる、』
また、Dramatic Diver(劇的な飛込み):『The Kingfisher makes a dramatic dive usually from a low perch, but sometimes also from a brief hover. : カワセミは、時々、低い止り木から、しかし、また短時間の低空飛翔から劇的な飛び込みをします』

画像   引続き、Voice (鳴声)は『Quite loud, sharp, high kitcheeee or cheee; also high, fast trill in spring. ; 控えめであるが大鳴、カン高くkitcheeee 又は cheeeと; 同じく、春季には素早く震わせて高く鳴く。』
次に、Nesting(営巣)は『Deep tubular tunnel, lined with fish bones, in soft cliff over water; 5-7eggs; 2 broods; May-July水際河岸の軟らかい土手の筒状の深いトンネルの中、魚の骨で内側が覆われている, 2腹;5-7卵;5-7月』 


そして、その「Key data」として『Length(大きさ); 16-17cm』、『Wingspan(翼開長); 24-26cm』、『Weight(重さ); 35-40g』、『Lifespan(生存期間); 5-10年』『Social(群れの成り立ち):Pairs(番;雌雄一組)』『Status(棲息情勢): Declining(減少している)』 と説明しています。
以上がヨーロッパの鳥図鑑による「カワセミ」の棲息状況内容です。このような内容を本邦現代汎用鳥図鑑で説明しているものは数少ないように思われますね。!!

  前述した浜松城下、陽当たりの好い河川公園の葦床で「カワセミ(Kingfisher)とクイナ(Water Rail)」が一緒に仲良くし同帯している光景のクイナをヨーロッパの鳥図鑑で棲息状況図を調べますと、ほぼカワセミのそれとほぼ合致しています。

 画像     そこで、クイナのOCCURRENCE(出現地)の内容は、『In most of Europe except N Scandinavia in wet reedbeds, sedges, and dense reedmace by pools; also overgrown ditches, muddy ponds、sometimes flooded places under willows and alders, and overgrown riversides. : 北スカジナビアを除く、ほとんどのヨーロッパの湿潤な葦原、萱、そして、池の傍の密生したガマ;同じく、生い茂る草がある溝、泥土の多い池、時には、ヤナギやハンノキ類がある氾濫した場所、そして、雑草に覆われた川べりである。』と棲息状と記述しています。

   ヨーロッパの各地で本邦と同様に「カワセミとクイナ」の一緒の画像をゲットできるかもしれませんよね??!


 
















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