世界のサギ・ヨシゴイ類(Herons and Bitterns)番外1

トピックス;『ゴメンナサイ!!あーまた?また、今回も世界(Worldwide)のサギとして大上段に振りかざし、詐欺師ですね?、重ねて御免なさいね!!』、『サギとヨシゴイ類は旧北区(ヨーロッパ とアジア)の鳥』、『ヨーロッパ大陸でのサギ・ヨシゴイ類の棲息状況を少し理解が出来そうですよ?』、『ここ美濃国ではサギと鴨類がと一緒に越冬していますよ!』
サギヨシゴイB1.jpg
本邦、汎用鳥図鑑のサギ類の個別種類の画像を主体として解説内容を記述しております。
サギ・ヨシゴイ類を体系付けて記述した図鑑が見当たりませんでした。そこで、いつもお世話になっているヨーロッパを中心とした「RSPB(Royal Society for the Protection of Birds:王立鳥類保護協会)」が発行した英国の鳥図鑑「RSPB Birds of Britain and Europe」Rob Hume著のP42にサギ科のサギ類(Herons)とヨシゴイ類(Bitterns)の総括的な記述のお助けをお借りしヨーロッパのサギ・ヨシゴイ類を番外篇として纏めてみました。

サギヨシゴイB2.jpg
この鳥図鑑に依りますとイギリスやヨーロッパ大陸の中で出逢い観察ができるサギ類はアマサギ(Cattle Egret)、アカガシラサギ(Chinese Pond Egret)、コサギ(Little Egret)、ダイサギ(Great White Egret)、アオサギ(Grey Egret)、及びムラサキサギ(Purple Egret)の六種、一方、ヨシゴイ類はサンカノゴイ(Bittern)、ヨシゴイ(Little Bittern)、及び、ゴイサギ(Night Heron)の三種類の解説がそれぞれあります。
先ず、この概要を紹介しますと、『Europe herons and bitterns are the waterside birds, apart from the Cattle Egret, elsewhere in the world many feed in drier place, They share characteristics such as long legs, dagger₋like bill, a kinked neck (thicker in bitterns) that gives them a sudden, fast lung to grasp prey, and binocular vision that allows them pinpoint prey with precision. They are mostly ground-living birds、buy fly capably. :ヨーロッパのサギ類とヨシゴイ類は水辺の鳥で、しかし、アマサギは世界のどこか乾燥地域で餌を摂って離れて棲んでいる。彼らは、例えば、趾が長く、短剣のような嘴、素早く餌を摂れるように曲った頸(太目のヨシゴイ類)で、即座に獲物の位置を正確に捉える眼を持っているなどの特徴を共有している、ほとんどの場合、彼らは地面で棲息している、でも、上手に飛ぶ』 
サギヨシゴイB3.jpg
次に、Herons (サギ)類は『The larger herons are long-necked and elegant, using skill and patience when searching for prey. Although primarily fish-eaters, they eat almost anything they can catch.
Egret are generally smaller (although the great White Egrets is very big) and mostly white. Some have long, elegant plumes in the breeding season. Herons and egrets develop bright bill and leg colours for short periods in springs and the fascial skin may even “blush” brightly during courtship. Most are social, breeding in colonies. but often fishing alone. The Cattle Egret feeds around live-stock and on rubbish tips, as well as on marsh, and flies to roosts each evening in spectacular, flickering white flocks、サギヨシゴイB4.jpg
:より大形のサギ類は長い頸で優雅である、獲物を探す時に優れたワザと辛抱強さを利用している、主として、魚類を食べるけれど、彼らが捕まえたものをほとんど食べている。
サギ類は一般に小型だけれど(ダイサギはとっても大型ではあるが)、大部分が白い、繁殖期には長い優雅な翼羽を持っている。サギ類と白サギは春の短期間に嘴と趾の色が明るい色になる、そして、顔面の皮膚色が求愛中には鮮やかな“赤い色”になることもある。
ほとんど付き合い(仲)が良く群れとなって蕃殖する、しばしば一羽(単独)で魚を捕る。アマサギは湿地ばかりでなく家畜の周りやゴミ捨て場で餌を捕り、そして、毎晩、白い群れが華やかで羽ばたき塒へ飛んで行く。』とこの説明のようにアマサギの棲息状況は他のサギ類と異なる点がありそうです。
サギヨシゴイB5.jpg
一方、Bitterns(ヨシゴイ)類は『Two groups are widespread worldwide, each represented by one species in Europe. The Bittern is large, heavy-bodied, and closely patterned with black on sandy buff. The Little Bittern is small, sexually dimorphic, with a large, pale, oval patch on each otherwise blackish wing. Both are shy and elusive.:二つのグループは世界中、広範囲にわたっている、 ヨーロッパの中では一種類づつで説明している、サンカノゴイは大きく、體が重たく、黄土褐色に黒色が細かい模様が付いている。ヨシゴイは小型で雄雌により色・模様が異なり、大きな黒色の翼羽に淡色の卵型の模様がある、どちらとも用心深く、密かに暮らしている。』、
サギヨシゴイB6.jpg
このサンカノゴイの出現場所は『Rare bird of larger、wetter reedbeds, very local and scattered through Europe. In winter, more widespread in W Europe, forced out by frost into smaller patches of reed or more open water where it can reach small fish.:大型で珍しい鳥、湿ったヨシ床、ヨーロッパの至る所で非常に局地的、冬季では、西ヨーロッパでより広範囲に及んでいる。 開かれた水面で小規模なヨシの茂み、ゴマ塩模様により追い出されてそれが小魚に達することが出来る。』と記述しています。
サギヨシゴイB7.jpg
また、同図鑑のヨシゴイ(Little Bittern: P44)の説明では『This tiny herons is secretive and usually difficult to see、except in brief , fast flight low over marshy areas when the large, oval, pale wing patches catch the eye. Occasionally, one will perch in view near the top of a stem or at the edge of an overhanging willow, and reveal its exquisite pattern. Male, especially, are beautifully and delicately colored, with very subtle striping on the neck and sight greenish gloss on the black upperpart,
此のとっても小さいヨシゴイたちは、隠れたがり、湿地の上を素早く低く飛びまわる、大きく、卵型の淡い羽根の班が目を惹く、短い時間を除き、普段は見ることが難しい、
時たま、幹の高いところで、または、垂れ下がった突き出たヤナギの端にとまっている。そして、その優美な模様を見せている。特に、雄には綺麗で繊細な色合いで、頚には凄く微妙な縞がある。』と解説しています。
サギヨシゴイB8.jpg
話が跳びますが、今から約70年前に北隆館が発刊した改訂増補「日本動物図鑑p158~P161」の記述内容で日本を含む東アジアの棲息区域を調べてみますと、サギ類は「アオサギ」、「ムラサキサギ」、「ダイサギ」、「コサギ」、「チュウサギ」、「クロサギ」、「アカガシラサギ」、「アマサギ」の七種類です、
また、ゴイサギ類は、「ナンヨウハシブトゴイ」に加えて「ミゾゴイ」、「ササゴイ」、「オオヨシゴイ」、及び「ヨシゴイ」、「サンカノゴイ」の六種類です。ちなみに、みなさんご存知の「ヘラサギ」はトキ科の鳥です。
この本図鑑の「アマサギ」の解説は『生殖時期以外ノ本種ノ羽色ハ全身雪白色ニシテ一見、「こさぎ」ト混同シ易キモ本種ノ嘴ハ黄色ナルヲ以識別シ得シ、生殖時期ニ至レバ體ノ各部ニ橙黄又ハ橙黄赤色ノ飾羽ヲ生ズ、此ノ故ニ本種ハ一名しやうじやうさぎノ稱アリ、飾羽ヲ生ズル部位ハ頭・頸・脊・喉・前頸等ナリ、大キサ翼長250㎜、嘴峰60㎜、アマサギの分布ハ分布廣キ種類にニシテ、南中国以南あじあ及ビふいりっぴん・すんだ島・せれべす島等ニ分布シ、朝鮮及ビ本州以南ノ各地産スルモ臺灣ヲ除キテ其數多カラズ』と東南アジアまで棲息し分布していると記述しています
そこで、英国図鑑のサギ類の季節移動(Seasonal Movement in Europe)図を眺め比較しますと、ダイサギ・コサギは地中海沿岸・黒海及びカスピ海域の水辺を中心に概ね北緯30~50度間の水辺を移動し棲息しているようです!!
サギヨシゴイB9.jpg
一方、アマサギ(Cattle Egret)はヨーロッパでは地中海沿岸(地中海沿岸部は温帯で典型的な地中海性気候、夏は亜熱帯高圧帯に入り乾燥。冬は亜寒帯低圧帯に入るため、暖流から水分を供給された偏西風の影響で雨が多くなると云われています。また、平均気温、夏は20から25℃、(冬は10から12℃、)のみで冬季を過ごしているようです。
また、ヨシゴイ類の夏季の移動範囲は東ヨーロッパ大陸のバルト海沿岸まで及んでいます。ところで、この鳥たちはユーラシア大陸(旧北区)の鳥類と云えます!
本邦の緯度は北緯30~45度に亘っており、いずれも季節によりますが、サギ・ヨシゴイの両種類が同時に観察可能と云えます。

サギヨシゴイB11.jpg










ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント