世界のカラスについて2

トピックス;『調子に乗って、また、世界の!!と紹介しちゃって ”ゴメンナサイ!“』『今回もヨーロッパやユーラシア大陸の代表的なRaven(ワタリガラス:渡り鴉)、Jackdaw(コクマルガラス、黒丸鴉)、Carrion Crow(ハシボソガラス:嘴細鴉)のカラスです。』『ハシブトカラスはヨーロッパでは観ることが出来ませんよ!!』、『でも、本邦にお暮しのカケス&オナガもカラス科ですよ!』

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前回の世界のカラス(ミヤマガラス、コクマルガラス)1に引き続き、ヨーロッパを中心としたRSPB(Royal Society for the Protection of Birds:王立鳥類保護協会)が発行している英国の鳥図鑑「RSPB Birds of Britain and Europe」Rob Hume著の中の(P343~347)「ワタリガラス、コクマルガラス及びハシボソガラス等」に照点を合わせました。
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本邦のカラス仲間について、日本の在野の鳥類研究家。「コバケイ図鑑」などの著書として鳥類観察者に親しまれている小林 桂助(こばやし けいすけ:1908年~2000年)さん著『鳥:保育社p1』の中で『カラス類は光ったものを好む習性があり、ゴルフ場でボールがカラスに持ち去られることは多くの人が経験している。墓地から火のついた線香の束をくわえて飛び去り、わら屋根の上に落としたため火事を起こしかけたもあり、また海外の例として、窓際に置いてあった宝石類や指輪を盗み去ったことがある』また、『カラス科の鳥は全世界では100種が知られており、世界各地に分布している北半球において最も多くが棲息しているとされ、鳥類の中で最も進化した知能の高いものと』と記述しています。
3、Jackdaw(コクマルガラス、黒丸鴉)は
A small crow, the Jackdaw is an expert flier, and flocks frequently soar and glide over woods or around cliffs and quarries. They combine acrobatics with much calling, which makes them easy to identify, but they can be overlooked when feeding in mixed flocks on fields with Rooks.
Even in flight, in the flurry of a large flocks, their presence may not be immediately obvious although the size difference is marked,
Jackdaws are often quite tame and frequently perch on buildings, large and small,
Small parties often fly off, high and straight, with sudden bursts of speed.

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小さなカラス、コクマルガラスは飛ぶことの上手な鳥であり、そして、群れは頻繁に空高く舞い、森、崖の周り、砕石場の上空を滑空している。彼らは曲芸的な動きと多くの鳴声を組み合わせ、それらを識別することが容易になる。ミしかし、ミヤマガラスと一緒に原野の群れで混じり採餌していると見過ごすことがある。
飛翔中であっても、大きな群れの突然の動きの中、彼らの存在は大きさの違いが明らかにされてはいるけれど、その存在は直には分かりません。
コクマルガラスは、ほとんどの場合、大小さまざまの建物に頻繁にとまる。大抵、小規模の仲間は高く、そして真っ直ぐに、突然の矢のように飛び去り 』
『Occurrence (出現場所):Breeds in most of Europe except Iceland and N Scandinavia. In NE Europe only in summer, but resident elsewhere. In towns, parks, woods, farmland with scattered woodland, and gardens around old houses with open chimneys.
アイスランドと北欧スカンジナビアを除くヨーロッパのほとんどで繁殖している。北東ヨーロッパは夏季だけであるが、他の地域では留鳥で、町、公園、林、森林が散在している農場、そして開放型の煙突がある古い建物の周りの庭園
「Key data」としては、『Length(大きさ); 33-34cm』、『Wingspan(翼開長); 67-74cm』、『Weight(重さ); 220-270g』、『Lifespan(生存期間); 5-10years(5-10年)』『Social(群れの成り立ち):Flocks(集団)』、『Status; 生存情勢;Secure(安全)』と解説しています。

欧州での英名はJackdaw(コクマルガラス)とされており、学名はCarvus monedula, カーバス マネデウラ(Linne)ですが、本邦で観察が可能なコクマルガラスの學名は「Corvus Dauuricus カロバス ダウリカス(Pallas)」で第一學名はラテン語“カラス”、第二學名はロシア語のダーリアン(遠いところ)と云う意味の「大連Dàlián」を指す “ダイレンの” を意味するかも??ですから第二學名は発見場所を示しています。
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4、Raven(ワタリガラス:渡り鴉)については
『The world’s largest crows, the Raven is a heaver. longer₋winged, and longer₋tailed bird than the Carrion Crow . Its heavier, longer bill is evident at close range. At long range, it is best identified by its shape, manner of flight, call, and often the situation that it is in.
Ravens are often found over the wildest and craggiest country, even over high, barren peaks, although they also frequent softer, wooded or farmed land where Carrion Crow are equally likely. Where they are unmolested they may be seen flying over coastal towns, and rarely they even nest on tall buildings.

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:世界でいちばん大形なカラス、ワタリガラスはハシボソガラスより重たく、長い翼羽、そして、尾羽が長い鳥である、その大きく長い嘴は近い距離ではっきり判る、遠距離ではそれはその形状、飛び方、鳴き声、そして、その状態でほとんどが、識別するのが最も良い。
ワタリガラスは人が住まず、険しい山々の地方、また、高地、荒れた峰々、彼らは何時も穏やかであり、ハシボソガラスと同様に好んでいる森林や養殖している土地など、彼らが迫害を受けていない場所での沿岸近くにある街々の上空で飛んでいるように見えるかもしれない。そして稀に、彼らは背の高い建物で巣をつくる
『Occurrence (出現場所):In most of Europe except lowland Britain, France, Low Countries, and east to Denmark ; year-round resident in large forest, mountain regions, open moorland, and hills with crags and isolated trees. : 低地の英国、フランスの低平地の国々、デンマークの東方を除く、殆どのヨーロッパの中で、一年を通して大規模な森林、山岳地帯、開かれたヒースの原野、そして、ゴツゴツした岩があり、周りから孤立した樹木がある丘陵地』
「Key data」としては、『Length(大きさ); 54-67cm』、『Wingspan(翼開長); 1.2-1.5m』、『Weight(重さ); 0.8-1.5kg』、『Lifespan(生存期間); 10-15years(10-15年)』『Social(群れの成り立ち):Pairs/Small flocks(番/小集団)』『Status; 生存情勢;Secure(安全)』と解説しています。
なお、本邦では冬季、北海道などで観ることの出来るワタリガラスの和英名はKamchatkan Raven (カムチャッカのワタリガラス)となっています。
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5、Carrion Crow(ハシボソガラス:嘴細鴉)(P345)
『The all black Carrion Crow is easily confused with the larger Raven and especially the Rook, which may be almost inseparable at long range. Carrion Crow tend to be more solitary than Rooks, but will often roost in scores, even hundreds, together and occasionally feed in flocks.
More usefully, crows nest solitary while Rooks breed in colonies or, at least, small cluster of nests. Carrion Crow are often way in open countryside but can became bold in gardens and town parks if nest if not persecuted.

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:真っ黒なハシボソガラスはより大きなワタリガラスや、特にミヤマガラスとよく間違える(混同する)、これらは遠く離れた距離では殆んど識別できない。ハシボソガラスはミヤマガラス達より単独でいる傾向があるが、大体は数十羽単位で、数百の塒をつくる、一緒に、そして、時折、群れで餌を摂っている。
より役に立つのは、一般的なカラスたちは単独で巣造りをするが、一方、ミヤマガラスは繁殖集団、少なくとも小規模の営巣集団である。大抵、ハシボソガラスは開かれた田園にいますが、でも、人目につく庭園や街の公園などでは大胆になることがある。』
『Occurrence (出現場所):Breeds in Great Britain and east to Denmark and C Europe; Hooded breeds in Ireland, Scotland, Isle of Man, and N and E Europe, winter visitor to North Sea coasts, In all kinds of open areas from upland moors to farmland and suburbs. :イギリス(俗に英国)とデンマークの東部及び中央ヨーロッパで蕃殖する、コクマル(頭巾)ガラスはアイルランド、スッコトランド、マン島、北及び東ヨーロッパで蕃殖する。北海沿岸へは冬季の訪問者、ヒースの生えた荒野の台地から農場及び都市近郊まであらゆる開けたあらゆる所』
「Key data」としては、『Length(大きさ); 44-51cm』、『Wingspan(翼開長); 93-104cm』、『Weight(重さ); 540-600g』、『Lifespan(生存期間); 5-10years(5-10年)』『Social(群れの成り立ち):Occasional flocks(時々集団)』『Status; 生存情勢;Secure(安全)』と解説しています。日本での學名はCorus Corone Orientals (Eversmann)で第一學名はラテン語の“カラス”で、第二學名も“カラス”、第三學名は“東洋の”となり“東洋のカラスのカラス“となります。
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6、でも、Jungle Crow 「ハシブトガラス:嘴太鴉」はヨーロッパではお目に懸かることが出来ないようです。
棲息域は東部シベリア・中国・印度、及び本邦に分布とされ、南西諸島。台湾育ちのそれは少し異なる亜種もあるとの文献もあります。
和英名は「Jungle Crow」で、この學名はCorvus Macrorhynchos Japonesis カルバス マクロリョノコス ジャポネシス(Bonaparte)、第一學名はラテン語の“カラス”で、第二學名は“嘴の大きい”、第三學名は“日本の”「日本の嘴が大きいカラス」となります。
従って、英国の鳥図鑑「RSPB Birds of Britain and Europe」Rob Hume著のカラス類の中には当該種類の記載がありませんでした。従って、ヨーロッパには棲息していないことになります。
ここでハシブトガラスのJR岐阜駅前プールでの『カラスの行水シーン』をトップ画像として添付させて頂きました。
告白します。今回の「世界のカラスについて」に掲載させて頂いた画像うち3(Jackdawコクマルガラス、黒丸鴉)及び、画像4の Raven(ワタリガラス:渡り鴉)は国内での観察し撮影するのがほゞ不可能でしたのでWeb上のフリー画像を拝借し加工させて頂いた次第です。大変ゴメンナサイ!!
参考に本邦でお過ごしのカラス科カケス&オナガの画像を添付しておきます。』
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