ミヤマホオジロ (深山頬白) Elegans Bunting 00

トピックス;ミヤマホオジロ『行動(場所)が名をなす。』 『名付親はシーボルトさんとお友達??』『最近、英名の呼び名が「黄色い喉のホオジロ:Yellow-throated Bunting 」から「エレガンスなホオジロ:Elegans Bunting」に変わりました。』

和名「ミヤマホオジロ」は漢字で『深山(みやま)頬白』と書きます。「深山烏」・「深山桜」にも使われています。「奥深き山に住む頬の白い鳥」を指しているそうです。そこで、本ブログをご紹介する機会がある刻にはブログ名を『深山頬次郎(ミヤマのホホジロウ』としてカードなどでご紹介をさせて頂いています。


画像  鳥の名前には他にも「ミヤマ」と付いたものがありますが、奥深き山「深山(みやま)」に住む鳥を指しています。
1150年代に詠まれた後葉集にも「寒かれば夜は来て寝よ、みやまどり、今は木の葉に嵐吹くなり」とあり、鳥の種類は判りませんが歌人も山深いところに暮んでおり、さらに「山奥にいる鳥の鳴声が聞こえてそれが(一人寝の?)寂しさを増している歌」のようにも思えます。
漢字の深山に対比する言葉として、端なる山の総称「外山(そとやま}」があります。
ひょとすると、先生がクラスで出席を録るとき「外山さん、小見山(中山)さん、深山頬次郎さん」と距離順に声がかかるかも知れませんね?
画像 さて、昭和22年、今から65年前の北隆舘発行、改訂増補「日本動物図鑑」P77では、その名を『ミヤマホホジロ」と記し、『本種ハ冬鳥ニシテ、秋季群集シテ渡来シ、地方ニヨリ食用として多数羅猟(カスミ網で一網打尽的に狩猟する?)ス、頭上ト顔トハ黒色ニシテ眉斑ハ嘴ニ近きキ部分ハ白色ナルモ後方ハ後方ハ黄色ニテ、後頭部ニテ左右ノモノ合一ス、

画像  後頸ハ灰黒色、脊及ビ翼ノ雨覆ハ栗色ニシテ軸斑ハ灰褐色縁ヲ有ス、腰・上尾筒及ビ中央尾羽ハ灰褐色ヲ呈シテ腰ニハ栗色の軸斑アリ、中央尾羽ノ他ハ黒色ニテ外側ノ2對ハ白色ナリ、下面ハ腮黒ク、喉ハ黄色、上胸ハ黒ク、ソレ以下ハ白色ニテ、胸ト脇ニハ少許(ショウキョ:少しばかり)ノ栗色斑ヲ有ス、嘴ハ灰黒色、脚ハ黄褐色ナリ、雌ハ頭上褐色ニシテ、眉斑及ビ喉ノ黄色淡ク、顔及ビ胸ノ黒部ハ褐色ナリ、翼長77mm内外、嘴峰10mm、東部しべりあ・満洲・中國等ニ分布シ、秋季朝鮮・樺太以南ノ各地ニテ越冬ス、本州ノ北部以北ノ地ニ於テ蕃殖ス』と雄・雌、各部位の色特徴を記載しています。

   このような小鳥たちも日本人にとってその昔、冬期のタンパク食料源で有ったと云う事実を現代の私たちも知っておかなければならないと思います。
画像  話は変わりますが、本邦現代鳥図鑑では英名を、『黄色い喉のホオジロ:Yellow-throated Bunting 』だそうですが、最近, UK(英国)のバーダーが英名の呼び方が「Elegans Bunting」に変わったと教えてくれました。名前はその時々で変わりそうです。そうしますとこの名前は「體(姿)が名を表す」ことになります。 日本の名付けが棲処の特徴で、邦英名は頚部の色彩の特徴で名付けていましたが!世界では學名に倣った様ですね!?








画像    ここ「ながらの森」では2~3羽の「ホオジロ」に混じって日陰となっている地上に降りて畑や草地・林道脇の落種子等食べたりしています。警戒心もあり30mほどしか接近できない場合が多く、草むらに逃げ込んでしまいます。
  この鳥をオランダの貴族であり、動物学者・鳥類学者の「コンラート・ヤコブ・テミンク」さんが学名として「Emberiza elegans  elegans::エンブリ-ザ・エレガンス・エレガンス」と名付けています。第一學名のEmberizaはラテン語で「シトド」の意味を持ち、旧北区「東アジア(日本、中国、韓国)、中央アジア、ヨーロッパを含む、ユーラシア大陸(ヒマラヤ山脈以北)と、アフリカ北部(サハラ砂漠以北)のエリア。」特産のもので、全体で約、約30種あり、繁殖期の他は群れとなっていることが多い。冬季には一部にはアフリカ北部まで渡る種類もあります。 
その当時からある面「エレガンス(上品)な鳥」かもしれませんね!最近, 英名の呼び名が変わったのも納得できます。!!英国鳥図鑑には掲載がありませんので英国本国やヨーロッパ大陸では観ることが出来ない種類ではないかと思います。


   
このテミンク(1778-1858)さんは鳥類、特に「ハト」の研究などを行いましたが、私たちがよく知っているシーボルト(1796-1866)の「日本動物誌」の編纂(1844-1850)においては脊椎動物を担当した方だそうで、日本産の大型脊椎動物は、「テミンクさん」ともう一人の「シュレーゲルさん」によって、これらの諸動物の学名が命名されたものが多いといわれています。

 ちなみに、前述の改訂増補「日本動物図鑑」、脊椎動物哺乳網では全174種(P3~60)の中で私たちの良く知っている「もぐら・はつかねずみ・りす・のうさぎ(P11・18・29・33)」などが共同名付者となっています。
 もちろん日本人「黒田長禮」さんも7種{鳥類は6種)ほど名付けて「ガンバッテ」います!

突然ですが、ここで學名を調べてみますと、名付け親はオランダの貴族で動物学者・鳥類学者の「コンラート・ヤコブ・テミンク(Temminck)」さんです。源學名は「Emberiza elegans elegans: エムベレッツァ?・エレガンス?・エレガンス?」と名付けています。第一學名はラテン語で“シシド”、第二・第三學名は“上品な”、”とそれぞれ意味しています。

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この記事へのコメント

みそかつ
2010年07月19日 09:58
丸っこくてかわいい鳥ですネ!

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