チュウヒ(沢+狂&鳥):Marsh Harrier

 トピックス;『漢字で沢鵟と書き「チュウヒ」と読むそうです!』『英名、Marsh Harrierを和訳しますと“湿地のハリアー(チュウヒ)”と意味します?』『どうも、チュウヒは、垂直離着陸可能な唯一の猛禽であるともされています。曲芸師カモ?』『大英帝国の攻撃機名“ Harrier”に使われていました。』

  和名「チュウヒ」は漢字で「沢鵟:沼沢にいるむやみ(狂)に飛び回る+鳥」と書きます。
東海地方では、冬季、ここ「ながらの森」から30キロほど南の木曽川・長良川の下流域の葦原湿地に鳥友学園のお方々に連れてって頂いて、冬鳥として遣って来た「チュウヒ」に出逢いました。
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  観察当日の気象は、近隣、愛西市の気温は摂氏8度、風向風力は伊吹山方面からの北北西の風5m程度でした。チュウヒは葦原の中で過すことが多いらしく、突然! 風上に向かってV字飛行で 距離・高さも申し分なくユックリ飛翔・巡回して低空で顔を見せてくれました。皆様に感謝、感謝です!
数年前にも、そこは名古屋港奥北の干拓地がある弥富野鳥園近くの湖沼の上空で葦のある開かれた地で観察しましたが、沼池中央部で飛翔高度と距離も結構離れていました。
今まで、Web画像のような餌を狙っている間近なヨシ原上空の画像はGetできませんでしたが、今回は念願の画像をゲットが出来ました。
なお、小林桂助著“鳥;保育社:P50”によれば、本邦では『冬に観られるものは大抵、♀か♂の幼鳥で、♂の成鳥はごくまれ』と記述していますので、身(観)勝手に色目を判断しますと、雌雄は判然としませんが全体的に色濃く幼鳥風かもしれませんね!上羽は葭原の中に居ても保護色になっているカモ?

  画像 ところで、話が変わりますが「チュウヒ」の學名は三名法で、『Circus Aeruginosus Spilonotus :サーカス エァルジノサス スピロノタス( Kaup、1847 )』で、名付けはカウプさんです。
英名はMarsh Harrier で“湿地のチュウヒ”です。この第一學名はラテン語で“円”を意味し、空中で円を描きながら飛ぶことによるそうです。英語でCircus(サーカス)の和訳はあの「曲芸・サーカス上演団」です。また、第二學名の Aeruginosusは、同じく“空中に関係のある”とされ、英語でも空気に関係する“Aero:エアロ”も有ります、空中での動態に関係しているようです。 でも、第三學名のSpilonotus は読解力がなく判りませんでしたが、ただ、ラテン語の“Spira:(渦巻き)に関連しているようですが意味不明でした。“ゴメンナサイ!”です。
いずれにしても「空中で円を描きながら飛ぶ」ことになります。
なお、Web情報によれば、この名付け親のヨハン・ヤコブ・カウプ(1803年4月10日~1873年7月4日)さんは、ライデン王立自然史博物館館長のテミンク(1778 - 1858)さんと協力して博物学の研究活動を行なったお方です。

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   ここで!少し、「チュウヒ:Marsh Harrier」について英国の鳥図鑑「RSPB Birds of Britain and Europe」Rob Hume著を利用してヨーロッパでの棲息状況を再掲して探ってみます。
この図鑑(P102)の内容は『Long-winged and long-tailed, harriers fly low across open ground or marshland, The biggest and heaviest of them, the Marsh Harrier can be taken for a dark Buzzard or a Black Kite when soaring,
It is closely associated with reedbeds, but may be seen over all kinds of open ground, especially flat pastures with ditches, when hunting or on migration.
It often perches on bush tops or trees in the middle of a marsh for long spells. Males are generally smaller than females ; they may breed in largely brown immature plumage.
画像   :長い翼で長い尾羽のチュウヒは開けた平滑地または湿地帯の低空を行き交っている。その中でも最も大きく重い「チョウヒ」は上昇時にノスリやトビと一緒になることもあるかもしれない。ヨシ原では密接に関連している。ところで、開けた土地のあらゆるところの上空で出会えるかもしれない。特に、水路のある平らな牧草地などで、渡りの時または獲物を狙っている時である。
大抵の場合、湿地の中央で潅木や高木のテッペンに長時間に亘り留まっている。雄は普通、雌より小形である。彼らは若鳥の羽が大きく褐色になれば蕃殖すると云っても差し支えない。

  画像   次に、『VOICE(鳴声は): Shrill、kee-yoo, chattering kyek-ek –ek-ek or kyi-yi-yi-yi.;金切り声で、kee-yoo, chattering kyek-ek –ek-ek or kyi-yi-yi-yi.と吹く』
『NESTING(営巣は): Large platform of reed stems among dense reeds over water ; 4 or 5 eggs; 1 brood ; April-July ;水上の密生した葦の間の大きな一段と高いところで、一腹;4~5個の卵、繁殖;4月~7月 』
『FEEDING(餌場は); Hunts low over marshes, diving to catch small birds, wildfowl, small mammals, and frogs.:小型の鳥、水鳥(カモ類?)小型の哺乳動物やカエルなどを捕まえるためダイビングして湿地の低空で狩をする。
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  『Occurrence (出現場所):Widespread north to Great Britain (rare) and S Scandinavia, In reedy areas or long grass in marshes. N and E breeders move south in autumn; some W European birds remain all year, over marshes and flat, open countryside near coasts.;、英国は稀だが南スカンジナビアの広範囲の北域湿地の葦、或いは、背丈の高い草の中にいる、北や東部で繁殖する鳥は秋に移動する。ある一部の西ヨーロッパの鳥は一年中、湿地や開けた田園地帯の近くに居残る(留鳥?)、
この鳥の「Key data」として『Length(大きさ); 48-55cm』、『Wingspan(翼開長); 1.1-1.25cm』、『Weight(重さ); 400-800g』、『Lifespan(生存期間); Up to15years;最大15年間』『Social(群れの成り立ち):Pairs( Family groups), 番(一族集団)』『Status(棲息情勢) : Secure (安定している』

   加えて、部位特徴(雌)として『 頭部がCreamy cap and throat : クリーム色の帽子と喉、翼には Cream patch on wings : 羽にクリーム色の斑紋、胸下面部はTiger‐striped Underparts :トラ縞模様の下面、
尾羽を『Plainer, darker, longer-tailed than Buzzard:ノスリより地味で、少し暗い長い尾羽』
及び、飛翔中の形(Flight Pattern)の特徴として『Like all harriers、the Marsh Harrier has a slow flap and long glide flight, but with a heavier, less buoyant action.:すべてのチュウヒのよう、Marsh Harrierはユックリ羽ばたき、長い滑空飛行能力を持っているが、より重たくて、飛揚力はがない。』とそれぞれ解説しています。
このように棲息場所は広範囲な湿地の葦場、或いは、背丈の高い草の中に居り、ユックリ羽ばたきながら長い滑空飛行能力を持っているとされています。

画像   むやみ(抂)に話が、飛び回っていますが、“チュウヒ”の英名は“Harrier”で猛禽類の中で唯一、垂直離着陸が可能だそうです。このような飛翔形態から、かつて、イギリスのホーカー・シドレー社(British Aerospace Hawk)が垂直離着陸、戦闘爆撃機を開発し“チュウヒ;ハリアー:Harrier”と名付けました。(画像はWebから拝借しております。ゴメンナサイね!)
爆撃機名は、このチュウヒが垂直離着陸の能力を併せ持つた為か名付けられたと思われます?。
そう云えば、アメリカの戦闘爆撃機の名前にも水鳥の名前「ミサゴ; Osprey:オスプレイ」が有りましたよね!?
以上のように脈絡がなく話が飛びゴメンナサイ!
  

  





  


 






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